秋晴れの11月13日(水)、関西金亀会の「歴史街道歩こう会」が約75人が参加して行われました。
「高槻市の今城塚古墳巡りから西国街道を歩く」というコース。今年5月に実施予定だったところ荒天のため中止に。仕切り直しのこの日は絶好のハイキング日和に恵まれ、参加者は4班に分かれ元気いっぱい健脚を見せました。
JR摂津富田駅北口前広場に集合。彦根東のシンボルカラーで甲子園応援グッズの赤い帽子や「赤鬼魂」のTシャツ姿の参加者も。午前11時過ぎ、実行委員会代表、藤本亘彦さん(東22回)の「元気に歩きましょう」の発声で、スタート。ススキの穂が揺れる野道から住宅街を抜けると、秋の装いの木立と芝生の今城塚古墳のえん堤が広がります。
6世紀前半に造られた継体天皇の墓といわれ、天皇陵(大王墓)でありながら古墳の中を自由に散策できる日本で唯一の古墳公園。班ごとに地元ボランティアガイド4人の説明を聞きながら、もうすぐ89歳になるという富岡進さん(東2回)も小高い墳丘の小道をしっかりした足取りで上り下り。家や人物、動物など約190点の形象埴輪が並ぶ内堤近くの芝生に腰を下ろし、持参の弁当やおにぎりなどの昼食をとった後、すぐそばの古代歴史館へ。10年に及ぶ発掘調査で出土・復元された形象埴輪群や3基の石棺、ジオラマ模型などの展示品を熱心に見て回りました。
この後、京都と西宮を結ぶ西国街道を東へ。途中、聖徳太子少年像を納めた清福寺太子堂などで足を止め、芥川宿の町並みに江戸情緒の一端に触れながら午後3時ごろ、解散地点のJR高槻駅に到着。その後は学年ごとに駅前商店街の居酒屋などに繰り出し、冷たいビールで足の疲れを癒す“打ち上げ同級会”で盛り上がったようです。
今回の歴史街道歩こう会は第36回目。関西金亀会の伝統ある一大イベントです。来年も魅力あるコースを企画し、歩きたいと思います。同級生仲間を誘い合って大勢参加していただけるよう期待しています。
一つお詫びを。A班(東2回、14回、18回計18人)の集合写真は撮影に失敗していました。申し訳ありませんでした。
東18回 川瀬辰男
絶好の歩こう会日和での開催!
摂津富田駅から女瀬川を上り、今城塚古墳を目指します